見過ごしてしまいますが、
古民家の窓に入るガラスに小さな気泡が入たり、表面がゆらいています、気付かれましたか?
これは手作りのガラスだからです、ガラスの塊を風船のように”ぷー!”と膨らまして、平らに伸ばして制作したのです、その工程で出来きてしまった欠陥なんです。
今でも模様つきのガラスなどは手に入りまが、それでも機械で型を押して成形いるのでやはり手作りのラフさが味わえません、悪く言うとうそっぽいんです。
昔のガラスは透明に見えてもちょっとだけゆがんでいたりしていて、非常に面白い表情をしています。それは歪んでいないガラスを作るほうが難しかったからでしょうね。
技術が発達し、透明でゆがみのないガラスをローコストで生産できるようになるとみんながこぞって使い出し、手づくりのものは消えていきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿