2016年4月3日日曜日

ステンドグラスの歴史

Sutained Glassが、【着色ガラス】と言う意味であれば、6世紀には、フランスのサン・マルタン教会の窓に、木枠に色ガラスがはめられているものがあったと伝わっています。

現在のステンドグラスのような、色ガラスを組み合わせたステンドグラスは、7世紀から8世紀にモザイクの影響を受け誕生ていたようです。色ガラスで聖書の物語をガラス絵にして窓に取り付け、文字の読めない人々に、キリストの教えを伝えたと言われます。ステンドグラスは教科書だったのですね。

残っている最も古いステンドグラスは、ドイツのロルシュ修道院のステンドグラス(9世紀)だと思われます。ル・トロネ修道院(12世紀)・ノートルダム大聖堂(12世紀)・サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂(14世紀)・ベルサイユ宮殿(17世紀)教会建築と共に発展してきたのがステンドグラスですね。

サント・シャペル教会(12世紀)では、パリ最古のステンドグラスを見ることができ「美しすぎるステンドグラスの教会」として有名です。

「シャガール」が手がけたステンドグラスもザンクト・シュテファン教会(19世紀)で見ることができます。アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナーのアルフォンス・ミュシャもヴィート大聖堂(19世紀)のステンドグラスを作ったと言われ、ステンドグラスのデザイン画を多数残しています。

シャーガールのステンドグラス

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